力士も「物言い」はつけられるの!?相撲の「物言い」のルールとは?:2ページ目
現代の大相撲の「物言い」のルールとは?
そもそも大相撲における「物言い」は、取り組みで行司が上げた軍配に、勝負審判が異議申し立てをすることです。
力士が2人同時に土俵に落ちる、または同時に土俵を割る「同体」の場合でも、行司は必ず東西どちらかに軍配を上げなければならず、「引き分け」の軍配を上げることはできません。
そのため「同体」とみなされる微妙な取り組みの場合、多くの場合は「物言い」がつきます。
「物言い」がつくと、5名の勝負審判全員が土俵の上に上がって話し合いを行い、必要であればビデオ映像も確認します。そして協議が終了すると、審判長から勝負の結果が軍配通りなのか、「行司差し違え」か、または「取り直し」をするのかが発表される決まりとなっています。
3ページ目 力士による「物言い」も、こんなときはOKなんです!