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お正月の箱根駅伝は関東の「地方大会」。なんで全国大会にならないの?:2ページ目
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いっその事、全国大会にしてしまえばいいのに
「そこまで知名度・人気ともに全国レベルなら、全国大会にしてしまえばいいのに」といった声は、これまでにも上がっていました。
実際に「箱根駅伝を全国大会化しよう」という動きも出てはいます。しかし、箱根駅伝には各大学の宣伝という意味合いもあるため、そう簡単に事は進まないようです。
箱根駅伝で優勝すると大学の人気が一気に高まり、受験者が急増するのだそうです。柏原選手らの活躍で一躍駅伝強豪校の仲間入りを果たした東洋大学も、この例に漏れず2009年以降の受験倍率が何倍にも跳ね上がったとのことです。
お正月の2日3日という、受験直前かつ多くの人がTVの前に座っている時期に全国中継される大会なので、選手たちが各校のユニフォームを着て優勝争いをすれば、大学のPR効果抜群というわけです。
もし、全国大会化すると、出場希望校が増えて大会出場権をめぐる競争が激しくなります。かと言って出場校を増やすとプレミアム感がなくなり、広告効果が下がると危惧されているのです。
関東のローカル大会のままでも、全国大会になるとしても、箱根駅伝はなかなか難しい悩みを抱えているようですね。
アイキャッチ画像:By ぱたごん (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons
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