土佐の名刀!坂本家ゆかりの刀剣「陸奥守吉行」が千葉道場「北辰一刀流長刀兵法目録」と共に公開
創造広場「アクトランド」内の龍馬歴史館で開催される企画展「坂本龍馬 維新への軌跡とその想い」で、坂本家ゆかりの刀剣が公開されることになりました。今回公開される刀剣は「陸奥守吉行(むつのかみよしゆき)」。陸奥守吉行は江戸時代中期の刀工で、後に土佐藩の鍛治奉行になった人物。坂本龍馬が暗殺された時に所持していた刀剣としても知られています。
「反り」「波紋」などをもとに鑑定が行われ、今年3月に、吉行が制作したものであると証明されたばかりの刀剣になります。
今回公開される刀剣「陸奥守吉行」は、坂本龍馬が北辰一刀流の道場「千葉道場」から授かった「北辰一刀流長刀兵法目録」と共に保管され伝えられた刀剣で、柄頭と縁部分に坂本家の桔梗紋がみられることから、坂本家にゆかりのある刀であると考えられています。
展示では北辰一刀流長刀兵法目録の原本も共に公開されます。さらに千葉家所用の刀「武州住藤原順重(ふじわらのぶしげ)」も同時展示。
「陸奥守吉行」は刀剣ファンの間でも人気の高い刀剣。10月7日(土)~2018年1月14日(日)まで展示されていますので、近くに足を運ぶ機会があるかたは是非チェックしてみてください。