約150点を展示!”昭和の広重”とも呼ばれる浮世絵師・川瀬巴水の展覧会「川瀬巴水展 」が開催
大正時代〜昭和時代に活躍した浮世絵師 川瀬 巴水(かわせ はすい)。川瀬巴水は、浮世絵復興を目指し、新版画という分野を確立した人物の一人でもあり、小原古邨(おはらこそん)や高橋松亭(たかはししょうてい)といった絵師も活躍していました。
今年1月に開催されていた、川瀬巴水の貴重な初摺り作品が展示される高島屋の「川瀬巴水展」が、10月12日(木)から再び開催されます。
1月の川瀬巴水展には私も伺いましたが、100点以上もの川瀬巴水の初摺り作品を同時に楽しめるというのはとても貴重な機会です。想像していた以上に色彩が美しく、作品の中で夕焼けや朝焼けを表現する際に使われる薄ピンク色の美しさが印象的で、今でも記憶に残っています。
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巴水は日本中を旅をしながら作品を作り続けた「旅する絵師」でもあります。"ある場所の、とある一時"を切り取った静けさを感じる作品たちは必見。
今回の展示では貴重な初摺りを含めた約150点が紹介されることになっており、珍しい巴水の水彩画も14点ほど追加展示されます。あの「雪庭のサンタクロース」も展示されますよ。
これは珍しい浮世絵!プレゼント持ったサンタが日本庭園を歩く、川瀬巴水「雪庭のサンタクロース」
さらに高島屋玉川店特別企画として展開する「玉川近辺の風景画特集」も実施。東京都内を題材にした作品は過去最大の展示とのこと。大正・昭和の浮世絵師・川瀬巴水の展覧会「川瀬巴水展」は、2017年10月12日(木)~23日(月)の期間、玉川高島屋本館6階催会場で開催されます。
川瀬巴水展
会期:2017年10月12日(木)~23日(月)
時間:連日午前10時~午後7時30分(午後8時閉場)※最終日は午後5時30分まで(午後午後6時閉場)
会場:玉川高島屋本館6階催会場(東京都世田谷区)
入場料(税込):一般800円、中学生以下無料