東京オリンピックに向けて、日本を代表する文化人や芸術家が”ONE TEAM”で大会を盛り上げる「ONE TEAM PROJECT」というプロジェクトが、現在特設サイトで公開されており、定期的にスペシャル動画が公開されています。
9月29日(金)に第2段映像として、狂言師の野村萬斎さんと、東京2020大会の追加種目となった空手「形競技」の清水希容選手による対談が公開されたのですが、この対談がかなりステキな内容になっています。
日本の伝統的な芸能、武道などにおいて ”かた” はとても重要な存在。狂言の「型」と空手の「形」、感じは違えど狂言、空手においてもカタを極めることは非常に大切な意味を持ちます。
対談の中では萬斎さんが清水選手に空手においての「形」の意味をうかがったり、萬斎さん自ら狂言の動きを見せながら、空手と狂言の共通点や相違点を探っていきます。
萬斎さんは以前、フィギュアスケートの羽生結弦選手とも対談されていましたが、スポーツ選手同士の対談、芸術家同士の対談とはまた違った面白さがありますね。
狂言と空手、芸能とスポーツという違うジャンルの”カタ”を巡って進んでいく対談は必見です。なお、「ONE TEAM PROJECT」の第1段の動画は、歌舞伎役者の市川海老蔵さんによる「東京 2020 三年前口上」。こちらも合わせてどうぞ。