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こりゃ珍しいっ! 横浜市・戸部杉山神社に鎮座するのが狛犬ではなく「狛ネズミ」な理由

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これは珍しい!本殿の前に狛ネズミ!

参道を進んでいくと本殿の前には狛犬ならぬ、打出の小槌を持った「狛ネズミ」がいます。

この狛ネズミは、本殿に向かって右がオス、左がメスとなっていて、男性はオスのネズミ、女性はメスのネズミを、それぞれ内側に1回転させながら願掛けをすることになっています。

この狛ネズミは、平成14年に「ご鎮座1350年」を記念して建てられたとのこと。狛犬ではなく狛ネズミが建てられた理由は、この神社にご祭神として祀られている大国主命(おおくにぬしのみこと)が須勢理比売(すせりひめ)に結婚を申し込みに行った時のエピソードに基づいています。

ヒメの父親であるスサノオノミコトからいくつかの試練を課せられた大国主命は、ネズミの助けによってその試練を乗り越え、その後ネズミは大国主命のお使いとなったと伝えられているのです。

ちなみに、ネズミを回しながらお願い事をして更に進むと、本殿の前には1対の狛犬も鎮座していました。

大国主命と縁の深い大黒様も!

境内には他にも、大国主命の祀られている神社に座していることの多い、七福神としておなじみの「大黒様」の像もあります。

大黒様に願掛けをする時は、お腹を撫でながらというのがお約束。この大黒様の像も、多くの参拝客に撫でられたのか、胸からお腹にかけての辺りの色が変わっていますね!

生活に密接した立地に鎮座する神社・戸部杉山神社。お近くへお越しの際には、気軽に参拝してみてはいかがでしょうか?

 

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