入場無料!古来、日本人が描いてきた地獄や死生観を紹介「おもしろ地獄 – 地獄はたのしい?」開催
夏休みにぴったりの企画展「おもしろ地獄-地獄はたのしい?-」が、国立公文書館つくば分館で開催されます。
夏の企画展のテーマは「地獄」。飛鳥時代に伝来されたとされる仏教や、道教とともに日本へやってきた「地獄」は、日本土着の信仰などと混ざり合い、独特のイメージを形成しました。凄惨で残酷、おどろおどろしい地獄の世界。お盆の頃、お寺に掲げられた地獄絵図に震え上がった方も多いのではないでしょうか。
同展では、主に平安時代から室町時代の古典籍の中から、古くから日本人が描いてきた「地獄」のイメージと、その死生観について紹介します。恐ろしい地獄の展示資料の中には、恐いはずなのにどこかユーモラスで楽しそうなものも登場するかも。
展示期間中は、無料で和綴じによるメモ帳づくりの体験もできるとのこと(人数限定)。夏休みに、つくばまでちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。閻魔大王や鬼たちが待ってますよ。地獄を面白がっても、きっとバチは当たらないはず。
国立公文書館つくば分館夏の企画展「おもしろ地獄-地獄はたのしい?-」
会場:国立公文書館つくば分館 エントランスホール
会期:平成29年7月24日(月)~8月31日(木)
開館時間:月~金曜日 午前9時15分~午後5時 ※土日祝日休館 ただし、8月中の土曜日は開館
入場料:無料