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人気の少ない夜道は絶好の妖怪スポット!夜道に出現する様々な妖怪たち

人気の少ない夜道は絶好の妖怪スポット!夜道に出現する様々な妖怪たち

一反もめん

約一反(長さ10.6m、幅約30㎝)の布がひらひらと飛んできて、人間の首にまきついたり、顔を覆い窒息死させるという、恐ろしい妖怪です。一反もめんに似た妖怪では、大きな風呂敷のようなもので突然人に覆い被さる「衾(ふすま)」とふわっと来てすっと被せて窒息させるという「布団かぶせ」があります。衾は、お歯黒をつけたことがある歯ならばかみ切れるそう。

ぬりかべ

夜道を歩いているとき、突然目の前に何かが立ちはだかって前に進めなくなったらぬりかべのせいと思われていました。もしぬりかべに遭遇した場合は、棒か何かで叩くとぬりかべは消えてしまうそう。ちなみに、このとき上のほうを叩いても効果はなかったとのこと。ぬりかべのように道を通せんぼする妖怪には、「ついたて狸」「野襖(のぶすま)」など。これらの妖怪が現れても、慌てないこと。例えば野襖は、一服していればいつの間にかいなくなっています。

当時はきっと、今のように街灯もなく夜は真っ暗だったでしょう。そんな、ふと妖怪に遭っていたずらをされたら?驚きすぎて、悲鳴もでなくなるかもしれませんね。

参考文献:江戸武蔵野妖怪図鑑 山口敏太郎知識ゼロからの妖怪入門 小松和彦

 

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