アトムを家族に迎える日!自分で鉄腕アトムを作り上げていく「週刊 鉄腕アトムを作ろう」発表
鉄腕アトムがいる世界。それは漫画の神様・手塚治虫が夢見た21世紀の世界。
その世界が、いよいよ現実となりますぞ!講談社、手塚プロ、NTTドコモ、富士ソフト、VAIOの5社が2月22日、「ATOMプロジェクト」なるプロジェクトを発表しました。
このプロジェクトは、来るべきAI時代に対応するため、日本の科学技術の象徴であり、長く人々から愛され夢を与え続けてきた“日本を代表するロボット・キャラクター「鉄腕アトム」を目指すというもの。
そして第1弾プロジェクトとして、コミュニケーション・ロボットATOMをユーザ自らが作り上げていくパートワーク「コミュニケーション・ロボット 週刊 鉄腕アトムを作ろう!」を4月に発売します。※パートワークとは、定期的にパーツが送られ、徐々に組み立てていく方式。
ATOMは二足歩行、対話が可能なコミュニケーションロボットで、顔認識で家族や友達12人までを認識し、リアルタイムで人の表情に反応したコミュニケーション能力を持ちます。さらにATOMがわからない言葉はクラウドを介して学習し、付き合っていくほど成長していく仕組みを実現します。
ATOMの胸部には2.4インチ液晶ディスプレイを搭載し、Youtubeなども再生可能とのこと。声は2003年からアニメ「鉄腕アトム」の声を担当している声優の津村まことさんが担当します。
プロジェクトでは“一家に一台”の進化する家庭用ロボットの普及を目指すとしており、その目標において鉄腕アトムをキャラクターに迎えたのは間違いない選択でしょうね。すでに様々な形でAIロボットは現実社会への導入が加速してきていますが、鉄腕アトムともなるとまた違った感情を持って迎えられそう。
パートワークで組み立てるATOMは4月4日に第1号を発売。全70巻、2018年9月に完成する予定とのこと。全70巻の総額は18万4474円。自ら組み立てたATOMが18万で家庭に。楽しみなプロジェクトですね。
週刊 鉄腕アトムを作ろう! 2017年4月4日発売決定│講談社