水木しげるの魅力は永遠!初公開の作品や子供の頃に描いたスケッチも公開「水木しげる 魂の漫画展」開催
1922年に生まれて2015年11月に亡くなるまで、戦争で片腕を失いながらも、93年間の生涯を現役で漫画を描き続けた水木しげるさん。ゲゲゲの鬼太郎をはじめ、残された作品たちは今も多くの人々に愛され続けています。
漫画家・水木しげる先生の生まれた鳥取県の鳥取県立博物館で、多才な画業に迫り、作品の魅力を再確認、再発見する展覧会「水木しげる 魂の漫画展」が開催されます。
鳥取県境港市で過ごした幼少期、地獄極楽絵図に心を奪われて目に見えない世界を信じるようになったという水木先生。その後、太平洋戦争に出兵し、激戦地ラバウルでは生きるか死ぬかの戦いをくぐり抜け、失われた多くの魂を見つめてきました。
波乱万丈の過酷な人生を生き抜いた水木先生の回顧展。これまでにあまり目に触れる機会の少なかった貴重なものが展示されるとのこと。各章のテーマごとに、生原稿、原画、スケッチ、愛用の道具、本人所蔵コレクション品、立体作品、関連映像等、展示作品の総数300点がずらりと並ぶ予定となっています。見応え充分の、まさに怒涛の展示。
初公開の作品や、原画や生原稿、水木先生が子どもの頃に描いたスケッチなども展示が予定されているとのこと。水木少年のお絵かきが現存しているとは驚き!これは楽しみですね。
水木漫画の真髄が、生誕の地・鳥取で堪能できる展覧会。これから約3年間に全国各地での巡回展が開催されるとのことです。
水木しげる 魂の漫画展
会場:鳥取県立博物館。
会期:2017年2月19日(日)〜4月2日(日)
入場料:大人800円、小中高生、70歳以上、障がい者無料。