夢二が描く四季、大正ロマン・竹久夢二の展覧会「竹久夢二の春・夏・秋・冬」が開催
竹久夢二の展覧会が新年早々、新たに始まりますよ!
大正ロマンを代表する画家 竹久夢二。独特の哀愁漂う美人画は今もなお女性を中心に多くの人に愛されています。そんな竹久夢二の多くの作品を収蔵する竹久夢二美術館で2017年1月3日から開催されるのが、展覧会「竹久夢二の春・夏・秋・冬 ―四季の抒情 夢二絵ごよみ―」。
本展では夢二の作品の中から、季節の風物が描かれた日本画や挿絵、四季の詩情をうたった詩や短歌などが展示されます。
夢二が手がけた最初の著書は「夢二画集 春の巻」というタイトルで、その後「夏の巻」「秋の巻」「冬の巻」という著書も発表。夢二にとって春夏秋冬の趣というのはとても大切なテーマだったのでしょう。
春夏秋冬それぞれの情趣を表現した作品が一堂に会すということもあり、大正ロマンなどのテイストが好きな方にとっては目が離せない展覧会となりそう。新春の展覧会ですし、着物で出かけて楽しんでも素敵かもしれません。
竹久夢二美術館に併設されている弥生美術館では、同じく2017年1月3日から時代劇画家 平田弘史の展覧会が始まります。合わせてチェックしてみてください。
竹久夢二の春・夏・秋・冬 ―四季の抒情 夢二絵ごよみ―
場所: 竹久夢二美術館
会期: 2017年1月3日(火)~3月26日(日)
開館時間: 午前10時~午後5時 (入館は4時30分)
休館日: 月曜日
※ただし1月9日・3月20日(祝・月)開館、1月10日・3月21日(火)休館
料金: 一般900円/大・高生800円/中・小生400円(弥生美術館も観覧可)