2016年10月21日(金), 22日(土), 23日(日)の3日間、東京・上野で面白そうなイベントが行われますよ。
上野公園や国立科学博物館など上野駅周辺の施設各所で開催されるのは「TOKYO数寄フェス」。「数寄」と聞いて茶の湯に精通している方はムムム?と興味引かれることかと思います。
数寄フェスは、近代日本の思想家であり文人の岡倉天心が、茶の湯を通して日本文化芸術の精神を紹介した「茶の本」の思想を背景としているのだとか。上野恩賜公園エリアの文化施設に、天心の語る数寄を軸にしてアート作品やワークショップなどが開催されます。
気になるのは開催されるプログラムですが、最新テクノロジーを駆使したアート作品から不忍池を舞台にした侘び寂びを表現したファイヤーアートなどかなり大掛かりなスペシャルプログラムから、小さな子供から参加できるワークショップまで実に様々なプログラムが用意されています。チームラボや日比野克彦さんが手がける作品もありますよ。
浮遊する、呼応する球体 – 不忍池
チームラボによるプログラム。不忍池沿いの並木道から不忍弁天堂へつながるボールに触ると光の色が変わり音色が響きます。下鴨神社で行われた作品に近いようですね。
不忍池ファイヤーアート 和火・茶火
日比野 克彦さん、島田 清夏さんによるプログラム。静寂の池に咲く侘び寂び都会の中に潜む不忍の闇を彩るファイヤーアート和火・茶火。
岡倉天心の語る「数寄」を軸にしたイベントというと何やら難しそうな印象がありますが、開催されるプログラムに関してはどれも直感的に楽しめるものばかりなので、難しいこと抜きで飛び込んじゃいましょう。
なお、イベント期間中は周辺の博物館や美術館が夜間開館を行うそうですよ!3日間上野公園周辺を遊びたおしちゃいましょう。アートスポットでもある上野がさらにアートフルに盛り上がる3日間は21日(金)からスタート!