大正ロマン好きは是非!大正ロマンの象徴、竹久夢二の恋や家族に迫る「夢二をめぐる人々」開催中
大正ロマンを代表する画家「竹久夢二」。竹久夢二氏が得意とした美人画は日本画の技法で描かれ、「大正の浮世絵師」と呼ばれたこともあるそう。
そんな竹久夢二氏が生前に関わった人々を数々のエピソードを交えながら紹介する展覧会「夢二をめぐる人々 ― 家族・友人・恋人… 大正浪漫交遊録 ―」が、東京都文京区の竹久夢二美術館で開催中ですよ。
竹久夢二の展覧会となればその多くが作品にスポットを当てたものになると思いますが、今回は彼の交友関係にスポットを当てた展覧会。これはまさに竹久夢二美術館ならではの試みでしょうね。竹久夢二ファンにとってはとても嬉しい展覧会。出品作品数は約200点なのでもちろん作品自体も楽しめます。
で、紹介される人物はどんな人々かというと、これがまたかなり切り込んだラインナップなんです。
夢二が活躍していた同時代に活動していた画家・作家との交遊関係や夢二の家族との関係、そして夢二が恋した恋人に関しても紹介されるそうです。
実感の手掛かりが無いと描けなかったという夢二。一世を風靡した夢二式美人画が生まれた背景には、彼の恋人たちの存在があったそう。恋人との関係が彼女たちをモデルに描いた作品や遺品などとともに紹介されます。
その他、紹介する人物は谷崎潤一郎、中原淳一、与謝野晶子など様々。紹介される人物一覧はホームページで紹介されています。
展覧会 夢二をめぐる人々は竹久夢二美術館で2016年3月27日(日)まで開催中です。