まさにプレミアムな万年筆の紹介です。万年筆を販売するプラチナ万年筆は同社が展開する万年筆ブランド「出雲」に新たに3作品を発売することになりました。
今回発売することになった万年筆3作の名称は「八雲白檀(やくもびゃくだん)」、「銀線八雲(ぎんせんやくも)」、「研ぎ八雲(とぎやくも)」。なんと出雲大社の天井絵がモチーフなのです。
プレミアム感あふれる万年筆に出雲大社の天井絵がモチーフとなるとなんだかご利益もありそうな気さえしてきます。
3作の万年筆の軸には、万年筆に最適とされる熱を伝えにくいエボナイト軸を使用しており、そこに出雲の象徴ともいえる湧き上がる雲海を蒔絵の技法で表現されています。更に出雲大社の天井絵をモチーフにした浮雲を色漆で描かれています。
透き漆を幾重にも塗り重ねて仕上げる八雲塗りの技法が使用されており、年月と共に漆が透明に変化し、絵柄が浮かび上がり光沢の中に奥行きのある佇まいとなります。
八雲塗りは島根県松江市で生産される漆塗り技法。時間が経つにつれ漆が透明になって文様が浮き上がってくるのが特徴です。
桐箱に入り万年筆袋もセットの八雲塗りの万年筆「出雲」。一生付き合っていく道具として遜色のない作品に仕上がっていますね。