毎日に伝統を。津軽こぎん刺しの素敵な「ほぼ日手帳」カバーを2016年の手帳に!

小林聖

そろそろ来年の手帳を考える時期ですね。
皆さんはもう決めましたか?

コピーライターの糸井重里さんが主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」が製作し販売する「ほぼ日手帳」。見開き一枚が一日分で、その人が自由な形で使えるのが最大の魅力で、今年で販売15年目を迎えるというのにその人気は衰えることを知りません。

そのほぼ日手帳のもうひとつの魅力が多彩にラインナップされたカバー。その中に日本の伝統手法である「津軽こぎん刺し」で作られたものがあるのをご存知でしたか?

「津軽こぎん刺し」は津軽地方に古くから伝わる刺し子技法の一つ。麻の野良着などの粗い布目を補強し、保温性を高めるための生活の知恵でもあり、耐久性もあります。
このこぎん刺しをモダンに取り入れ、布芸展(ふげいてん)の束松陽子さんと福田里香さんがプロデュースし、弘前こぎん研究所の刺し手さんが一針ずつ刺繍して作ったのがこのカバー。
伝統手法を味わい深さはもちろん、一つ一つ違う表情を持つことも魅力です。


カバーは三種類、それぞれ「うろこの結び花流れ」「てこなこの花こ囲み」「とまらずの花こ囲み」と名前がついています。
「てこなこ」は津軽弁でちょうちょを意味する言葉、羽を広げてお花にとまっている情景、そして「とまらず」は、針を刺す手がどこで止まるか
わからないという勢いを表現しているのだそう!面白いですね。


このカバーは初版はすでに完売、そして11月10日に再販したカバーも完売間近と人気のほどが伺えます。
なかなか手に入れるのは難しそうですが、津軽の手仕事のすばらしさがこんなに人気なんて、なんだか素敵なことだと思いませんか。
私も来年は狙ってみたいと思います。

ほぼ日手帳 津軽こぎん刺しカバー 価格1万1,880円(カバーのみ)

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