日本初の春画展「SHUNGA」の開催が迫ってきたぞ
日本初の春画展の開催が発表された際にJapaaanでは速報でお伝えしましたが、いよいよ初日が来週に迫ってまいりました。発表が今年の5月でしたのであれから4ヶ月経ったんですね。
いよいよ日本初の春画展!ポルノか芸術かで議論される「春画」の世界を堪能だ
江戸時代に流行していた性風俗のシーンを描いた絵画(浮世絵)のことの総称を「春画」と呼びますが、その春画を国内外の美術館・博物館、個人コレクションから集めた展覧会、その名も「春画展」がいよいよ日本で公開…
日本初開催となる春画展はその名の通り江戸時代に浮世絵のひとつのジャンルであった春画の作品が一堂に会す展覧会。春画とは性描写を含んだ浮世絵のことで、性描写の中にもユーモアや芸術性を見ることができる作品も少なくありません。
2013年から2014年にかけてイギリスの大英博物館で行われた春画展はとても大きな反響がありました。日本の美術館では性描写が中心の春画をメインとした展覧会なだけに断られることもあったそうですが、今回は18歳未満は入場禁止という制限をつけ、東京の永青文庫で開催されます。
「春画」はポルノか芸術か?海外で行われた春画の展示会が日本では中止?
春画というものをご存知だろうか?江戸時代に流行していた性風俗のシーンを描いた絵画(浮世絵)の事で、現代で俗に言うポルノ系。春画はアートとして見るべきか?それともポルノ作品として扱うべきかが議論…
今回の展示作品は大英博物館およびデンマーク、また、日本の美術館や個人コレクションから集められ、鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿や葛飾北斎などそうそうたる絵師の作品が展示されます。版画の浮世絵だけではなく肉筆浮世絵や小さく描かれた豆判も紹介されるそうです。
会期は2015年9月19日(土)〜12月23日(水・祝)。当日券は1500円となっています。会期も長めにとられていますのでこの機会をお見逃しなく。