【ブラッサム】珠を「文学の道」へ導く4つの転換点――悪評で居場所を失った受難と、運命を変えた“救世主”:4ページ目
運命の再会は「東京」で大きく変わる
保を演じる金子さんは、この人柄を表現するのに悩んだそうです。
金子さんはご自身の演じる保さんを「こんなにいい人をどう演じたらいいんだ」と悩むくらい、スマートでさわやかな人、と印象を語っていらっしゃいました。(NHK「ブラッサム」公式「X」より)
岩国での夏休みを終えても、文通を続けた二人。
実際、宇野千代は忠の所に行き京都で同棲を始め、彼が三高を卒業後に東京帝国大学に進むため二人で上京するのですが、ドラマではこの京都の同棲は割愛され一気に「東京編」になるようですね。
東京でも千代は彼を経済的に支えるために、さまざまな仕事をしますが、本郷の高級洋食店『燕楽軒』で給仕のアルバイトした18日間が、小説家への扉を開くことに。
ドラマの公式サイトによると、岩国を飛び出した珠は史実通り保と一緒になり三高卒業後に上京し、西洋レストラン『悠樂軒』でウエイトレスとして働くようです。
最後に……
東京でさまざまな人と出会い変化する珠の様子が描かれる「ブラッサム」第5週のテーマは『狂騒で、東京』。
「狂騒=狂ったように騒ぐこと」…なんだか波乱の予感がします。
これから、二度目の恋愛をして上京し、「小説を書く」ことに出会い、魅力的な人物に惹かれ「自分のしたいと思うこと」を情熱的にし実行していく……そんな宇野千代の史実の波乱万丈の人生を考えると。
この先に待ち受けているであろう「誠実な保の掌から羽ばたいて行く珠」は、どのように描かれていくのでしょうか。
『自分のしたいことをする』のはいいけれど、誠実な保を傷つけないで…珠さま。
朝ドラ「ブラッサム」の話題に関しては、下記記事でも取り上げていますので、ぜひご覧ください。
朝ドラ『ブラッサム』元夫の弟と同棲&4度の結婚!ヒロイン葉野珠(石橋静香)のモデル・宇野千代の生涯【前編】
【ブラッサム】最速離婚した夫の弟が「2度目の夫」に!史実での再会と同棲、モデル・宇野千代が辿った波乱の愛
参考:
・「生きて行く私」宇野千代(角川文庫)
・NHK映像ファイル あの人に会いたい 宇野千代(NHKアーカイブス放送史)
・NPO「宇野千代生家」」宇野千代のこと
・「おいでませ山口へ」作家・宇野千代とは?波乱万丈な生涯と故郷・岩国で育まれた人生観


