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朝ドラ「風、薫る」謎の女郎・夕凪(村上穂乃佳)は実在した花魁?遊郭の悲劇がつないだ“看護”の未来

朝ドラ「風、薫る」謎の女郎・夕凪(村上穂乃佳)は実在した花魁?遊郭の悲劇がつないだ“看護”の未来:4ページ目

最後に

明治時代は「看護」という概念がなかったために「看病婦」はもとより「看護婦」も「金のためなら病気がうつることも平気で病人の世話をする賤業」と貶められてました。

ある意味、「金のためなら誰にでも体を売る卑しい商売」として貶められていた遊女たち。

家が貧しかったり家族を助けるためだったり、生きていくためにそうせざるおえない女性たちの事情や社会の仕組みを知りもせずに、「女のくせに」「女だから」と平気で貶める時代でした。

一方、「看護」という仕事を志しながらも何度もさげずまれ差別に出会った大関和は、同じようなポジションだった女郎たちにシンパシーを感じていたようです。

和は離婚後に帰る実家がなければ「自分も身を売らなければならなかったかも」と思い、娼妓たちを救いたいという意識が強かったようです。そして、ただ同情するだけではなく、看護の仕事と結びつけて女性たちを救う道を切り開く行動力には頭がさがります。

「助けたい」という情熱に突っ走り(突っ走るのは主にりんで直美はストッパー役のほうが多いようですが)、日々の看護婦としての仕事だけではなくその先も見据え行動した大関和や鈴木雅。ドラマの中の一ノ瀬りんと鈴木直美の、いいバディぶりがリアルに感じるようになってきました。

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参考:
・坪内逍遙の妻: 大八幡楼の恋 矢田聖子
『明治のナイチンゲール 大関和物語』田中ひかる著(「風、薫る」原案)

 

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