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【豊臣兄弟!】市川團子が演じる信長最愛の小姓…18歳で討死した美少年・森乱(森蘭丸)の短すぎた人生

【豊臣兄弟!】市川團子が演じる信長最愛の小姓…18歳で討死した美少年・森乱(森蘭丸)の短すぎた人生:3ページ目

さまざまな逸話が残る森乱

眉目秀麗、頭脳明晰な森乱に関する逸話は数多く存在します。代表的なものをご紹介しましょう。

▪️信長の愛刀「不動行光」を授かる

信長の愛刀で、刀身に不動明王が彫られている鎌倉の刀工・藤三郎行光作の『不動行光(ふどうゆきみつ)』。信長は折につけ、この刀を自慢していたそうな。

あるとき、信長は不動行光を鞘から抜いて、小姓らに「鍔(つば)に刻まれた菊の花の数を当ててみよと」尋ねます。

皆がさまざまな数をいう中、森乱だけは黙ったまま。わけを尋ねると「既に知っております」。と答えます。常に刀を預かる立場だったので、観察していて知っていたのです。

信長は、森乱の正直さと共に細かいところまで注意深く見ている観察眼に感心。『不動行光』を森乱に与えたのでした。(『名将言行録』)

▪️障子を占める音をわざとたてる

あるとき、信長より「障子を占めてこい」と命じられた森乱。部屋に行ってみるとすでに障子は閉まっていたので、一度障子を開けてから、ピシャッと音を立てて閉めました。

「障子は開いていただろう?」という信長の問いに「いえ、閉まっていました。」と答える森乱。一度わざと開けてから閉めた理由は、

「主君が皆の前で、『障子が開いているから閉めてこい』と仰せになったものを『閉まっていました』と申してはお言葉が間違いになってしまいます。それで、わざと開けて、皆に聞こえるよう音を立てて閉めたのです」と答えたそうです。

信長が間違っていたとは絶対に周囲に思わせない。なかなか気配りに長けている人物ですね。(『名将言行録』)

▪️信長の爪の数を数える

あるとき、信長が自分の爪を切った後に、森乱に「捨ててこい」と命じます。
けれども、森乱は無言で立ちあがろうともしない様子。

不思議に思った信長が尋ねると「切った爪が1つ足りない」とのことでした。結局、よく探すと森乱の袖の上にあった1つ爪が落ちていたそうです。

よく気がつくものだと感心した信長。当人の爪を使えばその人物を呪い殺すこともできるという呪術があったために、森乱は何者かに悪用されるのでは!?と必死に探したのだろうともいわれています。(『老談一言記』『朝野雑載』)

4ページ目 本能寺の変の気配に気がつく森乱

 

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