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【豊臣兄弟!】“信じる”が貫いた神演出…闇落ち寸前の織田信長を救った藤吉郎、第14話を考察

【豊臣兄弟!】“信じる”が貫いた神演出…闇落ち寸前の織田信長を救った藤吉郎、第14話を考察:4ページ目

適当な家康を信じる藤吉郎だからこそ得られる効果

そんな藤吉郎に薬袋を差し出し「傷に塗れば痛みがやわらぐ」と渡す家康。

前回、名前も覚えていなかったくせに、今回は信長の暴挙を止めた藤吉郎に対するリスペクトの気持ちを持ったのかと、ジ〜ンと来たのですが。

史実では、健康オタクで漢方を愛用し自ら薬を調合していた家康。戦場では傷に必要な薬を常備していたものを藤吉郎に授けた……と、思いきや、まさかの痒み止めだったとは。

「懐のものを出せ」と無言で指図する家康に、「何言ってんだ、こいつ」な石川数正(迫田考也)の表情がよかったですね。

相変わらずタヌキですが、家康本人の意図とは異なり、彼の言葉を100%信じる藤吉郎はプラセボ効果を得るばかりなのが面白い。

いつも、適当な家康にとっては、なぜか自分を疑うことなく全力で感謝の気持ちをぶつけてくる藤吉郎や小一郎は、得体が知れず「あやつらが恐ろしい」ことでしょう。

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最後に

藤吉郎たちは、生きて戻ると信じていた信長。

京中の医師や薬師を集め、膳を用意し、女性を集め、ねぎらう用意していました。

自分を信じ救ってくれた藤吉郎に対する精一杯の感謝ともてなしに、信長がいじらしく感じます。

けれど、そんな一面を持ちながらも、将軍・足利義昭(尾上右近)に対し頭を下げ戦の失敗を詫びながらも、「体を休めて」という将軍に「どうか、ご安心くだされ。」といいつつ、頭を上げたときの小栗信長の血走ってぶっとんだ眼差しには戦慄が走りましたね。

さまざまな部分に散りばめられた断片が、あるとき一気に集約してひとつの物語を作る瞬間。それを、「あれがここにつながるのか〜!」と反芻する面白さが大河ドラマの魅力だと思います。

徐々に登場人物の個性や立ち位置などが明確になってきて、ますます面白くなってきました。

けれど、別れが近づいている長政とお市のこれからの展開を思うと、「これ以上先に進んでほしくはない」とか、「史実なぞ無視で、逃げ延びて」と思うのですが……いく末を見守りたいと思います。

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