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【豊臣兄弟!】松平元康(松下洸平)の“金色の鎧”が話題!18歳の元康がまとった金陀美具足の由来と特徴

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史料が示す松平元康の活躍ぶり

果たして大高兵粮入の大任を果たした元康ですが、それに満足することなく鷲津砦と丸根砦を攻略しました。

その時の様子が『信長公記』と『徳川実紀』に記されているので、一緒に読んでみましょう。

……今度(こたび)家康ハ朱武者(あけむしゃ)尓て(にて)先懸(さきがけ)をさせられ大高へ兵粮入(ひょうろういれ)鷲津丸根にて手を碎(くだき)御辛労なされたる尓依て人馬の休息大高尓居陣也……

※『信長公記』廿四・今川義元討死之事

【意訳】こたび元康は朱武者として先駆けを務め、大高兵粮入だけでなく、死闘の末に鷲津砦・丸根砦を攻略した。さすがに兵馬を休めるため、大高城に入ったという。

朱武者(明武者)とは夜明けから早朝にかけての武者働き、いわゆる朝駆け(夜討ちの対義語)を指します。

もし当日が晴れていれば、金陀美具足をまとって朝陽を浴びる元康の姿は、さながら日輪の化身に見えたかも知れませんね。

……君もその先隊におはし給ひ。先丸根の城をせめ落したまひ。やがて鷲津も駿勢せめおとす。義元大高城は敵地にせまり大事の要害なればとて。鵜殿にかへて君をして是を守らせ……

※『東照宮御實紀 巻二』永禄三年

【意訳】桶狭間の合戦では元康も先鋒を務め、先に丸根砦を攻め落とし、続く鷲津砦も駿馬の勢いで攻め落とした。義元は「大高城は敵前の要衝であるから、元康に護らせよう」と言って鵜殿長照(うどの ながてる)と交代するよう命じる。

この時わずか18歳の元康に重要拠点を預ける義元の采配は、それだけ元康の将器を見込んで、かつ信頼していたのでしょう。

その期待を裏切って、敵前逃亡してはいけませんよ(※どうする家康では、第1回放送から家臣を置いて大高城から逃亡)。

終わりに

今回は松平元康が着ていた金色の鎧・金陀美具足(金陀美塗黒糸縅二枚胴具足)について紹介してきました。

果たして松下洸平演じる松平元康は、小一郎(仲野太賀)や藤吉郎(池松壮亮)とどのような関係を築いていくのでしょうか。今後の活躍に期待しています!

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※参考文献:

  • 小和田泰経 監修『完全保存版 戦国武将 武具と戦術 甲冑・刀剣のことから合戦の基本まで』枻出版社、2015年6月
  • 宮崎真澄ら編『新装版 日本甲冑の基礎知識』雄山閣、2006年2月
 

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