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『豊臣兄弟!』小一郎(仲野太賀)と直(白石聖)、身分違いの結婚?絶望から武士の道へ…第2回放送を考察

『豊臣兄弟!』小一郎(仲野太賀)と直(白石聖)、身分違いの結婚?絶望から武士の道へ…第2回放送を考察:2ページ目

藤吉郎の苦しみ、小一郎の苦しみ

足軽として日々奉公に励み、自己研鑽を重ねていた藤吉郎ですが、周囲の目は依然厳しいものでした。

浅野長勝(宮川一朗太)にはこき使われ、城戸小左衛門(加治将樹)には痛めつけられ……いずれも亡き父・弥右衛門と縁があり、後の伏線となっているようです。

そんな藤吉郎は市の頼みで母から聞いた昔話「願いの鐘」を語り聞かせました。本当にそんな鐘があればいいのに……やがて藤吉郎と袂を分かつことを思うと、複雑な気持ちにさせられる一幕でした。

いっぽう小一郎は自分の気持ちを押し殺して直の縁談を祝い、家族のために百姓を続けるよう己に言い聞かせます。

しかし野盗の襲撃によって何もかも壊され奪われ、世の理不尽さを呪って泣き叫びました。

「わしらが何をしたと言うのか」「お前など、役に立たん足軽じゃ」「信長も信長だ。偉そうなことを言っても、わしらの作った米を食わねば生きていけんくせに、守ってもくれん」

しかしそれが世の中というもので、泣こうが叫ぼうが、生きていくには乗り越えていくしかありません。

かくして小一郎は、生きる力を得るために藤吉郎と一緒に行くべきか、葛藤するのでした。

小一郎と直、身分違いの想いが成就!

直「すごいな、私って。小一郎ならそう言うと思ってた」

一回目は、直が縁談のあることを打ち明けた後で。二回目は、旅立つ小一郎が直に「一緒に来てくれ」と言った時に。

これまで自分の心を押し殺してきた小一郎が、初めて直に本心を打ち明けました。直もまた小一郎に惹かれながら、小一郎から申し出てくれるのを待っていたことでしょう。

かくして相思相愛、故郷を飛び出した二人の旅が始まるのでした……これにて第一部、完!と言ってもいいくらいの名場面だったかも知れませんね。

もちろん身分違いは変わっていませんから、直の父である坂井喜左衛門(大倉孝二)が許すはずもないでしょう。実際許していませんでした。

しかしそこは小一郎、これまでせっせと「兄の墓」に貯め込んだ銭を丸ごと渡して結納代わりに……ってこんな端銭で娘を渡せるか、この泥棒兄弟め!果たしてこのまま諦める≒小一郎との仲を認めるのでしょうか。

藤吉郎に妻の心を盗まれ、今度は小一郎に娘の心を盗まれ……まったく踏んだり蹴ったりですね。

3ページ目 「お天道様みたいにおなり」母の願い

 

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