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江戸のインフラは先進国レベル!近代化に出遅れたはずの江戸時代、実は産業技術の高さにペリーも驚いていた:2ページ目
発達していた産業
ペリーの予感は正しかったし、彼の視点は鋭く本質を見抜いていたと言えるでしょう。実は江戸時代の終わり頃、日本の産業はすでに工場制手工業の段階まで発展していたのです。
当時は農村の家内工業から始まり、問屋制家内工業を経て、多くの人が働く手工業工場へと展開していました。
例えば、お酒づくりで有名な伊丹・池田・灘では、早くからこの工場制手工業化が進んでいました。
また西陣や尾張・足利・桐生などでは、多くの織機と奉公人を抱える大きな織屋が登場しています。
鎖国政策は究極の保護貿易だったため外国製品がほとんど入って来ず、かえって国内の産業がしっかり育ったのだと言えるでしょう。
当時は農村では荒廃が進む一方で賃金労働が一般化し、商品生産は資本主義的な性格を帯びてきました。
幕府は天保の改革で人返しの法を出し、都市の労働者を農村に戻そうとしましたが、これはすでに時代の流れに逆行するものだったのです。
一方、長州や薩摩などの改革藩は専売制を採用したりや藩営工場を設けたりして、積極的に工業化を推進しました。
薩摩では反射炉やガラス工場、造船所を建設しています。また幕府も江川英龍の進言で、一八五七年に韮山反射炉を建造しました。
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