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【べらぼう】こんな伏線回収が!?追放された一橋治済(生田斗真)に視聴者が思い出した「あの場面」とは?

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一橋治済と斎藤十郎兵衛をつなぐ「能面」

この結果を見た視聴者たちから、さっそく感想がSNS上に投稿されていました。

「まさか43回の俊寛これが47回の伏線だったとは」

「阿波の孤島に閉じ込められて恐らく帰ってこられない治済公、そういえば能面コレクションの中に『俊寛』あったねえ。喜界島じゃ島津領だからね。」

「そうか、やっぱあの面は「俊寛」か。伏線すごっ‼︎」

「一橋治済が被っていた「俊寛」。失脚させられた松平定信の悲痛な気持ちを表していたのかと思ってたら、まさか阿波に幽閉される事になる一橋治済自身の未来を暗示してたなんて気がつくわけないよ…。すごい伏線だったわ…。」

「能『俊寛』(謀叛の罪で島流しになりただ1人許されず)→一橋治済の島流しを暗示?」

「阿波に流された治済はどんな扱いを受けるんだろう?と思ってたけど、「俊寛の能面」がその暗喩だとしたら… 島流しって基本、流して終了。なんだっけ…食料も送らないんだっけ…(俊寛は身内が食料送ってた)」

そして治済の替え玉となった斎藤十郎兵衛のリアクションについても言及されています。

「能好きの治済→替え玉は能役者の斉藤十郎兵衛で治済の能面コレクションに驚く!改めて森下脚本の凄さに驚き」

「べらぼう十郎兵衛が選んだ能面は「平太」だそうで、調べたら勝ち戦の武士を主人公にした勝ち修羅の演目で使われる能面らしく、今のべらぼう十郎兵衛そのものじゃん!ってなった。べらぼう治済が選んだ能面「俊寛」もそうだったけど、能面の選び方一つでここまで深みが出るとは。」

大河紀行でも紹介されていた通り、実際の治済も能に対する造詣が深かったようです。そこに眼をつけて、脚本では能役者の斎藤十郎兵衛を替え玉として起用したのですね。

東洲斎写楽として浮世絵を描いて欲しかった気もしますが、その期待は次週の最終回で描かれるようです。

終わりに

今回は一橋治済が松平定信を陥れるつもりで選んだ能面「俊寛」が自身に対する流刑フラグとなったエピソードを紹介してきました。能面の一つ一つに意味があり、そうした知識を持つことでより深く味わえますね。

そんな大河べらぼうも次週でいよいよ最終回。泣いても笑っても横浜流星の蔦重とはこれでお別れ。みんな画面の前で、泣き笑いながら屁!コールがこだまするのでしょうか。

最後の最後まで、しっかり見届けたいものです。

 

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