【べらぼう】史実では再婚する歌麿(染谷将太)。愛妻を喪い、蔦重を捨てた後、孤独ではなかった:3ページ目
歌麿の妻まとめ
一人目の妻:役名きよ(藤間爽子)
- 生年不詳~寛政2年(1790年)8月26日没
- 実名:不詳(清?)
- 戒名:理清信女
二人目の妻:未登場
- 生年不詳~文政8年(1825年)没
- 実名:不詳(凉?すず?りょう?)
- 戒名:蓮室凉圓信女
- 備考:小川市太郎(二代目喜多川歌麿)と再婚
妻?:喜多川千代女(劇中では歌麿の変名)
- 生没年不詳
- 実名:千代?
- 備考:初代歌麿の門人だが、架空説もあり
今回はきよを喪い、蔦重との関係を終わりにした歌麿が孤独だったのか、その家族について紹介してきました。
NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に後妻が登場するかは分かりませんが、少なくとも実際の歌麿は孤独ではなかったようです。本当によかったと思います。
果たして劇中では歌麿がどのような人生をたどっていくのか、希望を捨てずに見守っていきたいですね!
※参考文献:
- 浅野秀剛『別冊太陽 245 歌麿 決定版』平凡社、2016年12月
- 井上和雄 編『浮世絵師伝』国立国会図書館デジタルコレクション
- 田辺昌子『もっと知りたい蔦屋重三郎 錦絵黄金期の立役者』東京美術、2024年12月
