古代の天皇陵、実はほとんどが別人の墓!それでも宮内庁が陵墓と言い続けるのはなぜ?【前編】:2ページ目
誰一人本物の墳墓でない!信憑性ゼロ%の古墳時代
古墳時代の天皇は、10代崇神・11代垂仁・12代景行・13代成務・14代仲哀・15代応神・16代仁徳・17代履中・18代反正・19代允恭・20代安康・21代雄略・22代清寧・23代顕宗・24代仁賢・25代武烈・26代継体・27代安閑・28代宣化・29代欽明・30代敏達・31代用命・32代崇峻と23人が存在する。
この時代には、実在する最初の天皇と考えられる10代崇神をはじめ、交代王朝の祖ともいわれる15代応神、世界最大級の墳墓に治定される16代仁徳。そして、倭の五王の一人・武に有力視されるワカタケル大王と目される21代雄略、今上天皇に連なる皇統と考えられる26代継体など、日本史上でも著名な天皇が並ぶ。
しかし驚くことに、この23人の天皇の御陵は天皇の真陵、すなわち本物の陵墓としては誰一人として確実性がないのである。
