源氏物語より光源氏の”衣配り”の衣装をイメージしたカメラストラップ「OBIストラップ~源氏物語~」が発売
MAPCAMERAが展開するオリジナルストラップ「OBIストラップシリーズ」に、新たに「OBIストラップ~源氏物語~」が登場しました。

「OBIストラップ~源氏物語~」は、万年筆・筆記具専門店「キングダムノート」から発売されている、源氏物語の物語中、光源氏がお正月の装束を女性たちに贈った場面である「衣配り」での衣装をイメージした「SAILOR セーラー ボトルインク キングダムノート別注 源氏物語シリーズ」のインクとコラボレーションしたストラップです。

ラインナップは全5色。
桜の細長

初々しく可愛らしい桜色は、明石の御方と光源氏の一人娘である明石の姫君に贈られた着物をイメージされています。明石の姫君は、光源氏の正室である紫の上に引き取られて育てられ、後に中宮となり生涯を幸せに暮らしました。
ショッキングピンクに近い鮮やかな色に染まるのかという予想に反して、染め上がりは儚げなピンク色に。その名の通り、桜を彷彿とする優しい発色は和菓子のようで心があたたまる色です。
ピンクということで敬遠する方もいるかもしれませんがそんな方にこそ手に取ってほしい優しい色が魅力のストラップです。ビビットになりすぎない優しいピンク色はコーディネートのワンポイントにもなります。
浅縹の織物

柔らかく夏らしい水色は、光源氏の側室の一人である花散里に贈られた着物がイメージされています。花散里は「夏の御方」とも呼ばれ温厚な性格で、光源氏の精神的支柱でもありました。優しい性格のため、子ども達の養育を任されていました。
明るすぎず暗すぎず、落ち着きのある色はありそうでなかった青のストラップに。大人っぽく他にないカラーをお探しの方におすすめです。浅縹は、日本の伝統色の一つで明るく柔らかな青色。柔らかい水色は爽やかながら落ち着きのある色です。
濃き織物

気品があり洗練された艶やかな紫色は、光源氏が明石に居を移した際に出会った女性である明石の御方に贈られた着物がイメージされています。知性と教養があり、和歌や音楽にも堪能であった明石の御方は気品に溢れた女性でした。
染め上がり前のイメージから想像以上に鮮やかな紫となったこのストラップは、存在感が魅力のストラップです。このストラップを使用することで使用カメラがしっかりと高級感を持って目立たせることが可能です。
目にも美しい紫は差し色としてコーディネートに取り入れるなどファッションアイテムとして楽しむのがおすすめです。
山吹の細長

山吹の花のような美しい黄色は、光源氏のかつての恋人である夕顔の忘れ形見である玉鬘に贈られた着物がイメージされています。多くの男性から求婚を受けた玉鬘は、美しく魅力あふれる女性でした。
完成品を手にしたときに「桜の細長」と並んで思わず可愛くて綺麗、と声が上がったのがこの「山吹の細長」。鮮やかで楽しい橙色ですが和色ならではの落ち着きもあり目にも優しいカラーです。
持っているだけで元気になる色は、力をもらいたいときに手元に置いておきたいストラップです。他の色のストラップと合わせて使用した際の相性も良くリンクコーデでもおすすめです。
柳の織物

風に揺らぐしなやかな柳の葉をイメージした深みのある緑色は、光源氏が出会う女性の一人である末摘花に贈られた着物をイメージしています。他の登場人物と比べて和歌などの教養に乏しい部分もある末摘花ですが、光源氏を待ち続ける健気な一面もある女性です。
畳のように落ち着きのある緑は、洋装だけでなく和装で使用する際にも似合う色に仕上がりました。ストラップ自体の主張も激しすぎず、カメラの魅力をそっと際立たせてくれる縁の下の力持ち的存在の色であるように思います。
ストラップの仕様と機能
「OBIストラップ~源氏物語~」のストラップは全3種類あります。長さは3タイプ共通で750mmのため斜め掛けも可能な長さです。Leicaなどの丸リングタイプで使用できる「リングタイプ」はリングに当て革がついているため大切なカメラを保護できます。大型一眼レフやミラーレスカメラで使用できる「ロープタイプ」は他の2タイプが幅20mmである一方、ロープタイプは幅が10mm広い30mmとすることで、カメラと使用した際に肩の負担が軽減される工夫をしています。
小型ミラーレスカメラやコンパクトデジタルカメラのネックタイプのストラップとして使用できる「松葉紐タイプ」は、ワンタッチで先端部が着脱出来るため、他のカラーのストラップの付け替えが簡単にできるなどコーディネートの幅が広がります。
「OBIストラップ~源氏物語~」は、 2025年7月16日(水)12:00から発売予定です。