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「祇園祭」後半クライマックスの後祭山鉾巡行・神幸祭などの行事と日程を解説〜今夏は祇園祭を極めよう

「祇園祭」後半クライマックスの後祭山鉾巡行・神幸祭などの行事と日程を解説〜今夏は祇園祭を極めよう:3ページ目

「後祭山鉾巡行」から「還幸祭・神輿渡御」

24日(木)の午前9時30分から、「後祭山鉾巡行」がスタートします。烏丸御池を出発し、橋弁慶山を先頭に11基の山鉾が御池通・河原町通・四条通を巡行。前祭同様に、巡行中にくじ改め・辻回し・舞妓献酒が行われます。

また午前10時からは「花傘巡行(はながさじゅんこう)」が、下京中学校成徳学舎を出発。高辻通を東に進み、烏丸通を北上、四条通を東に進み、御旅所でくじ改めが行われ、さらに四条通を東進して八坂神社に向かいます。

「花傘巡行」は1967(昭和41)年に、山鉾巡行が合同巡行になった際、後祭巡行の代わりに山鉾の原型を再現するために始められました。2014(平成26)年に後祭巡行が復活した後も、中止されることなく続けられています。

この巡行では、花傘・子供御輿・獅子舞・鷺舞・児武者・祇園囃子・祇園田楽・馬長稚児・花街の屋台などが行列に加わります。

そして午後5時から、3基の神輿が四条御旅所から氏子町を回り、又旅社(御供社)を経由して八坂神社に戻る「還幸祭(かんこうさい)」および「神輿渡御(みこしとぎょ)」が行われます。

3基の神輿は大政所御旅所拝礼後、又旅社で奉饌祭が行われた後、別々のルートで10時から11時の間に八坂神社に戻り、到着後に御神霊遷しが行われるのです。

4ページ目 「狂言奉納」から「神輿洗」・「疫神社夏越祭」

 

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