「べらぼう」蔦重の結婚に複雑な歌麿、笑った鶴屋、忘八の涙…圧巻の展開だった6月29日放送の解説!:2ページ目
誰袖花魁が跳んだ!わかなみとのキャットファイト
火山灰の清掃活動に汗を流す花雲助こと田沼意知。その姿をうっとりと堪能する誰袖でしたが……。
そこへやってきたのが吉原遊女のわかなみ(玉田志織)。誰袖「わっちの色に手を出すな」と釘を刺すも、「色だと思っているのは花魁だけでは?」と皮肉を返されてしまいました。
逆上した誰袖は二階から跳び降りて、わかなみとキャットファイト(怪我はしなかったのでしょうか)。育ちのよい意知がドン引きしてしまった?と思ったものの……それは杞憂で一安心(だといいですが)。
ちなみにこのわかなみは、今後も意知にちょっかいを出すのでしょうか。今回通じ合った意知と誰袖を見る限り、その線は薄いでしょう。
またどこの遊女なのかも調べたのですが、分かりませんでした。引き続き調べてみたいと思います。
初めて「笑った」鶴屋喜右衛門
灰捨て競争(復旧作業)のラストスパートで、泳げないのに、きっと誰かが助けてくれると思って川に飛び込んだ蔦重。
「べらぼうか!」のツッコミに、思わず鶴屋も笑ってしまいました。
蔦重「今、笑いましたね」
鶴屋「(真顔に戻って)私はいつだってにこやかです(作り笑い)」
これを機に、すっかり日本橋の皆さんと打ち解けた蔦重。勝負を通じて仲良くなる王道パターンでした。
一方のおていさんはなかなか笑ってくれませんが、彼女が心から蔦重に笑顔を見せてくれるのは、もう少し先のお預けみたいです。
次週もなかなか前途多難、蔦重はおていさんを笑顔にできるのでしょうか。


