大河『べらぼう』に登場!天明狂歌の立役者・元木網(ジェームス小野田)とは何者?その生涯をたどる:3ページ目
終わりに
大田南畝らとともに活躍した狂歌師
湯屋の主人として、既に第3回に登場。
早くより狂歌の世界に遊んでおり、湯屋を経営する傍ら、狂名“元木網”として、大田南畝(桐谷健太)や朱楽管江(浜中文一)らとともに江戸の狂歌界を引っ張っていく存在となる。女性狂歌師の第一人者、智恵内子(水樹奈々)は妻。 蔦重(横浜流星)とは、南畝が開催する狂歌の会で親睦が深まる。※NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。
今回は江戸の狂歌界を牽引した元木網について、その生涯をたどってきました。
妻の智恵内子とは21歳差という、ほとんど親子のような年の差夫婦。それでもお互いユーモアのセンスが合っていたからこそ、上手くやっていけたのでしょう。
果たしてNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では、水樹奈々の演じる智恵内子とどんな掛け合いを魅せてくれるのか、今から楽しみにしています。
※参考文献:
『原色浮世絵大百科事典』第2巻 大修館書店、1982年8月
『朝日日本歴史人物事典』朝日新聞出版、1994年11月
『日本古典文学大辞典』岩波書店、1985年2月