
日本画家・上村松園と息子、孫…それぞれの恩師を作品とともに紹介する特別展「上村三代の恩師たち展」開催
日本画家・上村松園・松篁・淳之三代にわたる作品、草稿、写生等、美術資料の収集と
保管、展示を通じ三代の画業を紹介している、奈良県の「松伯美術館」にて、「特別展 上村三代の恩師たち展」が開催されます。
女性で初めて文化勲章を受章した上村松園から息子・松篁、昨年11月に逝去した孫・淳之まで、三代にわたって文化勲章を受章した上村三代。それぞれが尊敬する恩師の忘れられない、ことばや思い出をもっています。
本展では、上村三代の人生にとって重要な恩師たちを、他館の作品とともに紹介。今回、松園の恩師、竹内栖鳳の「アレ夕立に」(高島屋史料館蔵)の展示(2月15日~3月16日)とあわせて、本作品を松園が敷き写しした実物大の模写が初展示(全期間)されます。
本模写は、松篁の記録にその存在が記されていたものの、その実物を確認できていませんでしたが、今回、当館の資料調査の過程でついに発見されたものです。
「特別展 上村三代の恩師たち展」は、2025年2月15日(土)~2025年4月13日(日)の期間、松伯美術館で開催されます。
特別展 上村三代の恩師たち展
- 名 称:特別展 上村三代の恩師たち展
- 開催期間:2025年2月15日(土)~2025年4月13日(日)
- 主 催:公益財団法人 松伯美術館、毎日新聞社
- 会 場:松伯美術館
- 休 館 日:月曜日(2月24日(月・休)は開館し、翌25日(火)休館)
- 開館時間:午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)
- 入 館 料:大人〔高校生・大学生を含む〕1,100円、小・中学生550円 ※20名以上は団体割引(入館料1割引)、※障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引
- 展示作品数 約80点