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栄光の頂点を目前にしながらの不運…高梨臨が演じる「知保の方」の生涯をたどる【大河ドラマ べらぼう】

栄光の頂点を目前にしながらの不運…高梨臨が演じる「知保の方」の生涯をたどる【大河ドラマ べらぼう】:2ページ目

さぁ後は我が子・家基の将軍就任を待つばかり……というところで、安永8年(1779年)に家基が18歳で夭折してしまいました。

栄光の頂点を目の前にしながら、不運としか言いようがありませんね。

やがて天明6年(1786年)に家治が先立ってしまうと、落飾して蓮光院(れんこういん)と号します。

同年11月3日に江戸城二ノ丸へ移って隠居し、寛政3年(1791年)3月8日に世を去りました。享年55歳。

終わりに

今回はお知保の方(蓮光院)について、その生涯をたどってきました。

我が子・家基の前途を夢見ながら、それが絶たれてしまった悲しみは察するにあまりあるものです。

果たしてその死は病いなのか、それとも……といったあたりも大河ドラマで描かれるのでしょうか。高梨臨の好演に期待したいと思います!

※参考文献:

 

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