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何度も家臣に裏切られつづけた悲惨な戦国大名「龍造寺隆信」の残念すぎる最期【前編】

何度も家臣に裏切られつづけた悲惨な戦国大名「龍造寺隆信」の残念すぎる最期【前編】:2ページ目

隆信の性格を変貌させた家臣の裏切り…

家督を継いだ隆信は肥前国統一を掲げて勢力拡大を図りますが、分家出身の身分であることや現実的ではない野心に反発するものも続出。隆信は中国地方で猛威を振るう大内義隆と同盟を結ぶことで、反発勢力を黙らせることに成功しました。

しかし、隆信が龍造寺家当主の座に就いてから3年後、大内義隆が家臣に裏切られて命を落とします。さらに後ろ盾を失った隆信も、家臣・土橋栄益らの裏切りに遭い肥前国を追放されてしまうのです。

野心家の隆信は筑後国で協力者を募って肥前国へ無事帰還。そして、土橋栄益ら反発勢力を武力で制圧したのです。

このときに家臣の裏切りを体験した隆信は、冷酷で疑り深く人を信じない性格へと変貌しました。

後編では、家臣に裏切られた龍造寺隆信の下剋上劇と不名誉な最期を紹介します。

人を信じなくなった龍造寺隆信は、どのような人生を歩むのでしょうか。

【後編】の記事はこちら↓

だから言ったのに…何度も家臣に裏切られつづけた悲惨な戦国大名「龍造寺隆信」の残念すぎる最期【後編】

仲間の裏切りで父と祖父を亡くし、自身も当主の座を剥奪された龍造寺隆信。幼少期から繰り返される裏切りにより、冷酷で疑り深く人を信じない性格へと変貌した彼はどのような人生を歩んだのでしょうか。…
 

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