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伊周たちのその後、『枕草子』書名の由来、ポスト定子は誰?大河ドラマ「光る君へ」5月26日放送振り返り

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『枕草子』書名の由来は?

失意の定子を慰めるため、四季おりおりの「をかし」を書きつづった『枕草子』。

かの有名な「春はあけぼの……」のフレーズは、誰もが懐かしむのではないでしょうか。

『枕草子』の書名について、その由来は諸説あり、議論はいまだ決着を見ないようです。

草子(そうし)は草紙とも書き、要は冊子のことですが、枕についてははっきりしません。
例えばどんな説があるのでしょうか。

  • 「枕元において思いついたことなどを書き留めた備忘録」説
  • 「歌枕や名辞を列ねた草子」説
  • 「枕のように、人様には見せられない秘めたる思いを記した」説
  • 「敷物=布団には枕を」説(本作において採用)など。

全体を通して明るくサバサバした清少納言の人柄が偲ばれますが、その陰には定子に対する思慕が込められていました。

悲しいことも多いけれど、それでも元気に生きていく。

定子の元を去った後、清少納言がどのような末路をたどったかは明らかにされていません。

それでもかつて共に生きた日々の輝かしさは、千年の歳月を経てなお瑞々しい感性と共に伝えられています。

第22回放送「越前の出会い」

大海原とも見まごうばかりの琵琶湖を渡り、一路越前までたどりついたまひろたち。

群がる宋人らを眺める周明(松下洸平)。彼との出会いが、まひろに大きな影響を与えるようです。

また中央では政敵のいなくなった道長がどのような政を行っていくのか……次週も目が離せませんね!

トップ画像:大河ドラマ「光る君へ」公式サイトより

 

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