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平安時代の貴族たちの日記『御堂関白記』『小右記』『権記』タイトルはどのようにつけられた?【光る君へ】

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藤原実資『小右記』とは?

実資と言えば日記、実資と言えば愚痴……というのは少し言い過ぎでしょうか。

実資が永年にわたり書き続けた『小右記』。随所に皮肉が冴える日記として有名です。

小とは実資の家門である藤原氏「小」野宮流、右とは実資の官職である「右」大臣(または右府)からとっています。

「小」野宮の「右」大臣が書いた日「記」、だから『小右記』なのですね。

またの名を『野府記(やふき)』とも言いますが、これは小「野」宮の右「府」による日「記」という意味になります。

さらに漢字は小右記で「お・う・き」と読ませることもあるとか。発音に気をつけないと、聴き分けられなさそうです。

3ページ目 藤原行成『権記』とは?

 

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