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現代にも残る日本の「禁色(きんじき)」とは?そしてたった二人だけが袖を通せる、その名も「絶対禁色」

現代にも残る日本の「禁色(きんじき)」とは?そしてたった二人だけが袖を通せる、その名も「絶対禁色」:2ページ目

黄丹(おうに)

この鮮やかな赤橙色は、日本の皇太子のみが着ることのできる色で、昇る朝日の色と言われています。聖徳太子が「日昇る処の国」と称した日本の朝日の色なんですね。

合成染料が溢れ、IT技術によってどんな色も表現できる現代においても、たった二人の人だけが袖を通すことができる禁色が残っているんですね。

宮中行事で天皇や皇太子がお召しになる袍の色を、少し気にして見てみるのもいいかもしれませんね。禁色(きんじき)という謎めいた言葉の響きの中に、奥ゆかしい日本の伝統文化が感じ取れるかもしれません。

 

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