どう描かれるのか期待!藤原道長に仕えた武士たち「道長四天王」を知っているか?【光る君へ】:3ページ目
道長四天王・藤原保昌(ふじわらの やすまさ)
天徳2年(958年)生~長元9年(1036年)没
藤原道長・頼通父子の家司を務めた豪傑。後に恋多き女流歌人として知られた和泉式部を妻に迎えました。
彼女への求婚に際して、紫宸殿(ししんでん。内裏の正殿)から梅の枝を折ってきて欲しいとせがまれたそうです。
保昌は厳重な警備をかいくぐって梅の枝を奪取。まさに命懸けで求愛を実らせたのでした。
また『今昔物語集』には笛を吹いたままど盗賊を怯ませたエピソードが伝わっており、只者ならざる武威を感じさせます。