日本橋に本店をかまえる老舗の和菓子店・榮太樓總本鋪の代表商品「榮太樓飴」から、昭和初期、少女雑誌「少女の友」の人気画家として一世を風靡した、中原淳一のイラストとコラボした限定缶が発売。
『いつまでも古くならないもの』それこそがむしろ、もっとも『新しい』ものだとはいえないでしょうか。
中原淳一のこの言葉や、暗く沈んだ戦後の時代にも美しく生きるための道筋を示した彼の考え方に榮太樓總本鋪が共感し、今回のコラボが実現。
限定缶の種類は2種類で、味わいは「梅ぼ志飴」と「黒飴」になります。
中原淳一コラボ缶 榮太樓飴 梅ぼ志飴
赤いスカートの女の子のイラストが入った「梅ぼ志飴」は、江戸の頃、棒状に延ばした紅い飴を鋏で切り、指でつまんで作る三角の飴の形が「しわが寄っていて梅干しに見える」ため、江戸っ子により「梅ぼ志飴」と名付けらたそう。
歯に付かずカリカリと軽やかに噛み砕けるキレのよさ、砂糖の熱分解により生じる「カラメル」を主体とした複雑な風味は、独特のコクを生み出しています。
中原淳一コラボ缶 榮太樓飴 黒飴
ネッカチーフの女性のイラストを使用した「黒飴」は、黒糖の独特の風味がもっとも引き立つよう、沖縄県で収穫・製糖された黒糖を使い作り続けています。
昭和に入ってから現在のように表面に桂皮末をまぶすようになり、黒糖の深いコクと桂皮末が醸し出す素朴な風味が混ざり合った、飽きのこない味が生まれました。
中原淳一のイラストとコラボした限定缶は、榮太樓總本鋪、榮太樓總本鋪公式オンラインストア及び『111年目の中原淳一展』会場にて発売中です。価格は各648円です。