手洗いをしっかりしよう!Japaaan

歌川国芳の名画モチーフに「進撃の巨人」を浮世絵で表現した『巨人襲来之図』に新色バージョン登場

歌川国芳の名画モチーフに「進撃の巨人」を浮世絵で表現した『巨人襲来之図』に新色バージョン登場

諫山創さんによる漫画「進撃の巨人」を原作とするアニメ「進撃の巨人」の最終回がついに放送され、国内外で話題になっていますが、2023年2月に発売し即日完売となった『進撃の巨人』とのコラボ浮世絵が、新色バージョンとなって登場しました。

本作品は、日本を代表する作品である「進撃の巨人」と、日本を代表する伝統技術「浮世絵木版画」の職人とのコラボレーションによる「現代浮世絵」。

前作では、モチーフとなった歌川国芳の「相馬の古内裏」をリスペクトし、超大型巨人の背景を黒で表現していましたが、新色ver.では、進撃の巨人の作中により近づけるべく、オレンジ色の空と壁の外に広がる森の緑をグラデーションで表現されています。

モチーフとなっている歌川国芳「相馬の古内裏」は、源頼信の家臣、大宅太郎光国ががしゃ髑髏を退治している様子を描き、その独特の構図や迫力から、現在でも絶大な人気を誇る日本の浮世絵界屈指の名画です。

作品の構図を「進撃の巨人」に合わせ、調査兵団と巨人の戦いにアレンジ。画角の大きさも通常の浮世絵の約倍ほどの大きさにする事で、圧倒的な迫力と存在感をその内部に宿しています。細部に至るまで浮世絵絵師としても活躍する日本画家の塩崎顕により新たに描き下ろされた、渾身の一作といえるでしょう。

「進撃の巨人 浮世絵木版画 『巨人襲来之図』新色ver.」はオンラインにて予約販売をスタートしています。全世界限定300部。

 
 

RELATED 関連する記事