日本の喫茶店の歴史。日本で最初の喫茶店はわずか4年で閉店した!?:2ページ目
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日本で最初の喫茶店はわずか4年で閉店
日本で最初にコーヒーが飲める場所として誕生したのが、1888年(明治21年)に東京・上野にオープンした「可否茶館」と言われています(この店が最初と言えるかどうかは諸説あります)。
なお、このお店はサロン的な側面も強く、ビリヤード、トランプ、クリケット、将棋や碁などの娯楽品や国内外の書籍、シャワールームなどもあったとか。しかし、当時の日本の文化には合わず、経営が立ち行かなくなりわずか4年で閉店してしまいます。
銀座に「カフェー」が次々とオープン
「可否茶館」が閉店した後、明治時代末期の繁華街・銀座に次々とカフェーと称する飲食店がオープンしました。主なお店は「カフェー・プランタン」「カフェー・パウリスタ」「カフェー・ライオン」など。
「カフェー・プランタン」は会員制カフェ、「カフェー・パウリスタ」は一般庶民向けのカフェ、「カフェー・ライオン」は現代のメイドカフェのようなものでした。ちなみに、「カフェー・パウリスタ」は一時閉店や移転などの後、現在でも続いているカフェです。
いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも日本文化や歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
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