砂糖は昔は高級品だった!日本国内での普及・製造の歴史をたどる【後編】:2ページ目
2ページ目: 1 2
戦後から現代まで
しかし、太平洋戦争に突入すると台湾で生産された粗糖を国内に輸送することが困難となり、国内の砂糖不足は深刻になりました。
さらに、1945年の敗戦によって台湾や南洋諸島などの砂糖生産地を失ったことで砂糖不足は悪化し、1952年まで配給制となります。
やがて復興とともに砂糖の消費量は飛躍的に伸び、1人あたりの年間消費量は現在では約20kgとなっています。
昔は高価な贅沢品だった砂糖ですが、今ではあらゆる食品に使用され、日本人の食生活に欠かせないものとなっています。
参考資料
ページ: 1 2