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【三大法難その③】著作物を焼き捨てて墓まで暴く!?浄土宗三大法難のひとつ「嘉禄の法難」とは?

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流刑、焚書、そして…

まず、隆寛をはじめとする、空阿、幸西の浄土宗の僧3名の流刑が決まり、さらに五畿七道に専修念仏の停止が言い渡されたのです。

また、他にも多くの専修念仏に関わる僧が逮捕される事態になってしまいました。

延暦寺の僧達は『選択本願念仏集』の版木を集め、それを大講堂の前で焼却しました。仏の道に反した悪書であるというのが、その理由でした。

一方、太秦広隆寺の法然の遺骸は、西山の粟生にいる幸阿の念仏三昧院に移されることになりました。

ここはのちに西山浄土宗総本山、光明寺となります。

そして法然の十七回忌でもあった安貞2年(1228年)1月25日、門弟達が念仏を唱える中、法然は荼毘に付されました。その遺骨は全国各地の念仏三昧院知恩院に分骨されたといいます。

参考資料

 

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