日本人ならやっぱりお米を!病弱だった将軍・徳川家光の乳母・春日局が考案した「七彩飯」とは:3ページ目
終わりに
ただお命を繋ぐものの第一は飯なり……日本人にとって、やはり欠かすことの出来ないお米。
昔から身土不二(しんどふに。その土地に生きる者は、その土地で穫れた食べ物が最も身体に合っている)と言うように、日本の土地で穫れた米が日本人の身体に合っているのです。
食生活の多様化によって米離れが進む昨今ですが、かつて竹千代を立派に育て上げた春日局の知恵を見習って、ご飯食を見直したいと思います。
※参考文献:
- 永山久夫『武将メシ 戦国時代、「食」はひとつの武器であった』宝島社、2013年3月