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モダンな洋装vsハイカラ和装!錦絵で見る明治時代のファッション改革

モダンな洋装vsハイカラ和装!錦絵で見る明治時代のファッション改革

洋装を経て再燃した和装ブーム

明治期になると、洋装は文明開化の証としてもてはやされましたが、明治20年代には国粋主義(国家主義)により和装ブームが再燃します。

明治30年代になると再び洋装の流れが戻ってきましたが、和装ブームは約10年間続いたようです。

こちらは明治期の和装を描いた錦絵、《両国川開きの花火》楊洲周延 明治27(1894)年 。

色とりどりの浴衣姿が綺麗です。

《両国川開きの花火》楊洲周延 明治27(1894)年

楊洲周延は「江戸風俗十二ヶ月の内」でも江戸庶民の生活を描いています。急激な西洋化が進一方で、江戸風俗を懐かしむ声も上がっていたようです。

《江戸風俗十二ヶ月の内 二月 初午稲荷祭之図》楊洲周延 明治23(1890)年
《江戸風俗十二ヶ月の内 四月 牡丹の庭園》楊洲周延 明治23(1890)年
 

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