奴隷から一転!サムライとなり織田信長を支えた黒人「弥助」とは?話題のアニメ化情報も紹介:2ページ目
2ページ目: 1 2
信長の死と弥助
信長が亡くなったあとの弥助については、2つの説があります。
強制送還された弥助説
1582年、信長と共に本能寺で宿泊していた弥助は本能寺の変に巻き込まれ、明智光秀らに捕縛されてしまいます。そして、光秀が弥助に「動物であって日本人ではない」と言い放ち、南蛮へ強制送還したというのが1つの説です。
信長の名誉を守った弥助説
本能寺の変を起こした明智光秀は「将軍足利義昭に反逆した重罪人として、信長の首を晒す」ことを目的としていました。
光秀の目的を悟っていた信長は、自殺するときに自分の遺体が残らないよう本能寺に火をつけます。しかし、それでも不十分だと考えた弥助が信長の首を岐阜県に持ち帰ったという説です。
弥助をモチーフにしたアニメが話題
この記事で紹介した「弥助」を主人公としたアニメ「YASUKE」が、有料にはなりますが、動画配信サイト「Netflix」にて独占配信されています。
戦国時代、織田信長に仕えた黒人武士・弥助を題材にしたアニメ「Yasuke -ヤスケ-」がNetflixで全世界配信!
戦国時代の日本を舞台にしたNetflixオリジナルアニメシリーズ「Yasuke -ヤスケ-」が、4月29日から全世界配信されることになりました。歴史ファンの方は、”戦国時代”、そして…
魔法や武器なども登場するSF風のアニメになっているため、史実とは異なる部分も多いですが、弥助を知らない人でも楽しめる内容となっていて入り込みやすいです。
アニメやドラマを入り口に
「YASUKE」のような現代アニメのほか、歴史映画やドラマから歴史に触れ、歴史に興味を持つ人も少なくありません。
この記事を読んで、「もっと深く弥助を知りたい!」と興味がわいたら、ぜひアニメや歴史本などもご覧になってください。
ページ: 1 2