古民家カフェ巡りにぴったり!歴史ある建物と店主のストーリーを味わう『京都 古民家カフェ日和』が新発売
世界文化社から、古民家をテーマにした京都カフェ案内書『京都 古民家カフェ日和』が発売されました。
本書は、築50年以上の建物を転用・再生した京都のカフェにスポットを当てた案内書です。建物のかつての姿は、京町家、お茶屋さん、銭湯、旅館など。築250年にもなる茅葺屋根の家から昭和住宅まで、古都の路地で歳⽉を重ねてきた43軒の物語が紹介されています。
同社からは2019年に古民家カフェの魅力をたっぷり紹介した書籍『東京 古民家カフェ日和』が刊行されており、今回の新刊はその京都版といった位置づけでしょう。
幾年の時を感じさせる木の風合いや職人の凝った意匠。古民家の美しい空間を存分に楽しめるカフェは、本能的な懐かしさと安らぎを与えてくれる空間。
本書は、単純に古民家カフェを羅列的に紹介しているのではなく、幾多の人の手が入り、京都という街を見守り続けた建物と店主との出会い、お店のコンセプトなどを、著者の川口葉子さんが丁寧に取材し、こだわりの珈琲やスイーツの魅力だけでなく、古民家と店主の物語も知ることができる一冊です。
遠出をするのは難しい時期ではありますが、いつの日か自由に古民家カフェ巡りができるようになった時のために、本書で散策コースをイメージしてみてはいかがでしょうか?
京都 古民家カフェ日和 <目次>
第1章 お茶の香りを聞く
第2章 暮らしの記憶
第3章 旅人の記憶
第4章 コーヒーの時間
第5章 甘い歳時記
第6章 出会いと再発見の場所