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戦国最強の騎馬隊。武田軍の「赤備え」を組織した兄弟武将【前編】

戦国最強の騎馬隊。武田軍の「赤備え」を組織した兄弟武将【前編】

「赤備え」とは

貴重な赤い鉱物である「辰砂(しんしゃ)」から作られた鎧で統一された軍団や部隊編成を指す。戦国期には赤以外にも黒や黄で統一された部隊の存在が確認されているが、赤備えの部隊は各国の精鋭部隊であることが多く、国の武力の象徴として君臨した。

【主な赤備え部隊】

・武田の赤備え・・・(武田信玄軍の中で組織された騎馬部隊)
・真田の赤備え・・・(大阪夏の陣で真田信繁(幸村)が組織した部隊)
・徳川の赤備え・・・(徳川家康家臣の井伊直政による部隊。武田遺臣からなる)
・江戸幕府の赤備え・・・(将軍外出時の護衛旗本が着用した。武田の赤備えに習った様式)
・その他の赤備え・・・(北条氏の家臣や黒田如水(官兵衛)の配下にも朱色の甲冑を用いて戦った武将が多く存在する)

【後編】では、赤備えを生んだとされる武田氏配下であった二人の武将についてご紹介する。

 

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