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クリスマスでおなじみ「きよしこの夜」明治時代のタイトルは「志ののめ」という古語だった

クリスマスでおなじみ「きよしこの夜」明治時代のタイトルは「志ののめ」という古語だった:2ページ目

現在一般的な「きよしこの夜」という題名にして歌詞をつけたのは、由木康(ゆうきこう)という牧師の手によります。初めて収録されたのは1909年の『讃美歌』第2編。1961年には小学校6年生の音楽の教科書に採用され、1988年まで掲載されていました。

きよしこのよる ほしはひかり すくいのみこは まぶねのなかに ねむりたもう いとやすく」…だいぶ優しい雰囲気になりました。

救いの御子はキリスト、まぶねとは「馬槽」と書きその名の通り馬のかいばを入れる桶のことで、キリストが馬小屋で生まれた後に入れられていたことにちなみます。

日本のカトリック教会においては、別訳でカトリック聖歌集111番の「しずけき」というタイトルとして親しまれているそうです。

元はドイツ語で書かれた讃美歌で何番もある詩歌。訳者によってどの部分を採用するかは違っていて当然と言えますね。

 

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