江戸時代のキリシタン禁制史料がバチカンで発見

増田 吉孝

カトリックの総本山バチカンの図書館で江戸時代のキリシタン禁制に関する史料が約1万点発見されました。これほど大量のキリシタン文書群が確認されたことは今までにはなかったそう。

1932年から50年に大分県を拠点に活動していたイタリア人の神父が集めた文書群で、近世日本のキリスト教弾圧の研究が深まることが期待されています。

今回発見された資料はバチカンの図書館の改修時に発見されたもので、大分の教会にいたサレジオ会の宣教師マリオ・マレガ神父が集めていた文書群と確認されています。

カトリックの総本山バチカンの図書館で、江戸時代のキリシタン禁制に関する史料約1万点が見つかった。1932年から50年に大分県を拠点に活動したイタリア人神父が集めた臼杵藩(現大分県)などの文書群で、世界的にも厳格だった近世日本のキリスト教弾圧の研究が深まりそうだ。
江戸時代のキリシタン禁制史料1万点 バチカンの図書館で発見、公開へ – MSN産経ニュース

現在日本の研究チームとバチカンが合同で資料整理をすすめており、将来的にはインターネット上での公開を目指しているとのこと。

この記事の画像一覧

シェアする

モバイルバージョンを終了