知ってた?11月23日「勤労感謝の日」、実は日本古来の神事「新嘗祭」が由来となっていた:3ページ目
【牡蠣の日】
牡蠣(かき)の需要ピークが来る12月を前に、栄養のある牡蠣を食べて仕事の疲れを癒そうという趣旨で全国漁業協同組合連合会が制定。もう何でもアリ感がしますね。
【番外編・日本の日】
台湾国に進出し、現地で雇用を生み出している日本企業に感謝を示し、台日交流を強化しようと台南市が制定。恐らく「日本人≒勤勉=勤労+感謝⇒11月23日」というイメージによるものでしょう。これからもご期待に応えたいところですね。
【番外編・聖ゲオルギオスの日】
ジョージア(旧:グルジア)国の語源となったドラゴン退治の英雄・聖ゲオルギオス(გიორგობა / ギオルゴバ)の功績を記念する日で、彼が殉教した4月23日に加えて、11月23日も祝日としています。
ちなみに、ゲオルギオスという名前は「農夫(大地で働く人)」というギリシャ語に由来しており、大地に汗水を流す勤労の大切さを説いているようです。
皆さんのご予定は色々あると思いますが、11月23日は誰かのために働けること、また誰かが働いてくれることに感謝のひとときを持てる、有意義な一日となることを願っています。
※参考文献:
神社本庁『神社検定 公式テキスト1 神社のいろは』扶桑社、2012年2月
真弓常忠『大嘗祭』ちくま学芸文庫、2019年4月